日帰り温泉の楽しみ

自分は温泉巡りが趣味といってもいいくらいの温泉好きだ。
仕事が休みの日はよくどこかしらの温泉に行っているし、自分の何よりの健康法だと思っている。
温泉と言っても、自分が行くのはいわゆる「日帰り温泉」が多い。
わざわざ遠くに行かなくても最近はちょっと行けばあちこちに「日帰り温泉」がある。
町中では「スーパー銭湯」と言ったりもするが、源泉のお湯を持ってきたりしていて意外と本格的だ。
しかも、だいたいどこでも5、600円程度の値段で入れるし、半日くらいはゆっくりできるところばかりだ。
少し足を伸ばして田舎の方へ行くと、自治体などが経営している日帰り温泉があるのでちょっとした旅気分も味わえる。
温泉には日頃たまったストレスや疲れを癒す効果もあって、しかも自然を満喫することもできれば最高だ。
なるべく安く、充実した休日を過ごすのにはやはり日帰り温泉がとても合っていると思っている。

自分のように温泉巡りが趣味という人は案外多いようだ。
女性の一人客というのも、意外と多い。
一度、旅先の温泉地で仲良くなった女性がいたのだが、彼女も一人温泉巡りが趣味と言っていた。
彼女は看護師で、忙しい仕事柄、心身のリフレッシュには温泉が一番と言っていた。
彼女の職場には、同じように一人温泉巡りが趣味という子がたくさんいるそうだ。
よく看護師は転職が多いと聞くが、彼女のように心身のリフレッシュ法を見つけている人はそうはならないのかもしれない。

自分が温泉好きなのは、体だけでなく心を癒してくれるところにある。
湯に浸かりながらただぼーっとする、その時間が至福の時間なのだ。
ストレス社会と言われる今日、温泉は最高のリフレッシュ法ではないだろうか。